奈良_長谷寺_1
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道草カメラ
前回の記事はこちら。
室生寺の奥の院までたどりついて、そこからまた帰ってきてこれだけで1時間半近く経っていた。時間は11:00過ぎ。帰りのバスを待つにはかなり時間が余っている。
そこで、バス停から室生寺まで歩いたのとは逆方向に、もう少し山の方に向かってみることにした。室生寺の近くには、1つ神社もある。名は室生龍穴神社という。「龍」に「穴」という文字をぶつけてきただけでなかなかのパワーワードだ。
この神社は、室生寺よりも古い歴史があり、水の神、龍神を祀っている。訪れた時もしとしとと雨が降っていた。入口には杉の大木が植えられており、また境内にもかなりの高さの木々が何本も立っていて、独特の「高さ」を感じる。鳥居の上に生えていた植物にちょうど光が当たっていて神秘的だ。室生寺に比べればコンパクトで、すぐに本殿に着いた。室生寺の存在感も独特だが、こちらもまるで結界が張られているかのような雰囲気で荘厳な感じがした。
お参りも終わり、帰ろうかと思ったがまだ帰りのバスまでちょっと時間がある。神社の前を見ると、奥宮という場所が近くにあるらしい。次にいつ来れるか分からないのだから、ちょっと行ってみようかとそちらにも足を運んでみたのだが、これがまたすごい場所だった。
次回へ続く。