カメラ

カメラを始めたとき

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他の記事を書いた後ではあるけれど、カメラを始めたきっかけを書いておこうと思う。

私が初めて自分のカメラを持ったのは2019年のこと。学生時代はずっと楽器を弾いていたのに、社会人になって全然触らなくなり10年が経っていた。

転職して仕事が少し落ち着いたとき、何か新しいことをしたいと思いがふつふつと湧いてきた。元々旅が好きだった私は、カメラを見つけた時になんとなくこれかな、というのを感じた。今までスマホのカメラもろくに使っていなかったのに。

ちょうどその頃、昔住んでいた祖母の家に行く機会があった。そこで、使わずに残っていた楽器を持ち出して売って回った。自分が背負っていた荷物を下ろした感じもあったし、これからも大事に使ってあげられないだろうことへの申し訳なさもあった。せめて、買取業者を回って自分の手でお別れをすることが、自分にできる精一杯だった。

楽器を売って得たお金で、ちょうどその頃販売を始めたGRⅢを買った。最初は、当時初心者向けとして販売していた一眼レフを見ていたが、結構大きくて持ち出すイメージがなかなか湧かなかったことを覚えている。これならいつ持っていても大丈夫と思ってGRⅢを買った。まさか、その後4年も使い続けるとは思っていなかった。

ネットでGRⅢと予備バッテリーと革ケース(全然使わなかった)のセットを買って翌日から、山口への旅に出た。まだ使い方も全く分からず、容量を取らない理由だけでjpegで保存していた。トップも下も角島大橋に行った時の1枚。

角島大橋

しょっぱなからGRⅢというある意味特殊なカメラを買ったせいで、自分のカメラ人生はかなり変わったものになったのかもしれない。でも、このカメラのおかげで枚数をたくさん撮れている。こうやって記事を書けているとも言える。

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夜街写真家
夜と旅のスナップを中心に撮っています。
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